ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


「俺の勘違いかよ……」


一気に頭に昇っていた血が降りたのか、脱力する。


なんか、後悔してる……?

私は少し起き上がって、乱れた服を直した。


するとふわりと頭を撫でられ


「ごめん…乱暴なことした」


と悔しそうに謝った。


「う、ううん大丈夫…!」

「怖がらせたな…ほんと」

「い、いやっ全然怖くなんてなかったよ……というかむしろ…」


……気持ちよかった。

って!私、何翔に言おうとしてるんだ!?


馬鹿なの…!?変態なのか…?私…


「むしろ何?もっとしたいって?」

「や、そうじゃなくて…」


気持ちがバレててすっと目を逸らしたが


「図星だな」

「うっ…」


おいで、と優しく引き寄せられる。


「今度はたっぷり甘えて、いじめてトロトロにしてやるから」

「結局さっきと変わんない!」


そうかも、と笑って私を抱きしめた。