「……なぎも天野と寝たら?」
「ええっ!?」
「こんなチャンスまたとないわよ」
「でも……」
翔と二人きりで寝るなんて……
絶対に心臓なんて持たないし…も、もしかしたら、そういうこともされちゃうかもしれない。
コンコンッ
「結愛、蒼井さん?お風呂上がったから次どーぞ」
荻くんが伝えにきてくれた。
「ありがとう!あ、ゆあちゃん先入ってきな!」
「え、いいの?」
「うん!」
先に入って荻くんとの時間たっぷり過ごして欲しいもん。
「じゃ、あ…お先に」
ちらっと荻くんに目を合わせたかと思いきや、すぐ逸らしてそそくさと行ってしまった。
「蒼井さん、気遣ってくれてありがとね」
「いやいや…そんな」


