丁寧にラッピングされた袋を翔に手渡す。
その中には、荻くんと一緒に選んだフォトフレームが。
「今ここで開けていいか?」
「もちろんっ!」
喜んでくれるかな……
もし、いらなかったらどうしよう……
翔が袋を開けるのを見つめながらドキドキしていた。
「……フォトフレーム?」
「う、うん!荻くんから聞いたんだ、翔は写真が好きだって。だから思い出とか飾れるようにと思って!」
「……」
私がそう言うと、翔は荻くんのことをじっと睨みつける。
え、もしかして気に触っちゃったかな……
昔、写真のことについてあまりいい思い出がなかったみたいだし。
そんな不安が込み上げてくる。
「祐介、余計なこと言うなよ」
「えー?俺は蒼井さんに、写真が好きだったって言っただけだけど」
「……いらなかった?」


