「ん〜美味しい!バーベキュー最高!」
「ちょっとなぎそんなに口に入れたら喉に詰まるよ?」
「おい、ちょっとは野菜も食え」
げっ……
野菜なんか無視して肉ばかり食べてるのバレてた。
「だって苦手なんだもん…」
「じゃがいもとかもあるからそっち食べたら?」
そう言って荻くんは私のお皿に芋やかぼちゃを入れてくれた。
ほんと、荻くんって優しい!
改めてゆあちゃんの彼氏で良かったと思う。
「これも美味しい!ありがと!荻くん」
「なぎ、バーベキューってだけでテンション高すぎ」
いやそりゃ、みんなでできて楽しいですから。
それにこうでもしなきゃ、妙に体がそわそわして落ち着かないのだ。
ある程度ご飯を食べた後、サプライズで翔の誕生日を祝う予定。
だからうずうずして仕方がない。
そのことが翔にバレないようにするので精一杯だった。


