ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


「みんなーごめん、お待たせ!」


私が駅に着いた時には、既に三人とも到着していた。


「もー遅いよなぎ!って私たちが早く着きすぎただけだけど……」

「おはよ蒼井さん。俺達もさっき着いたばっかり」


はるちゃんと荻くんが笑顔で迎えてくれた。

「翔もおはよ!」

「……はよ」


……?あれおかしいな。

いつもの翔だったらもっとこう……遅れたことに何か言ってきそうなのに。

今日はやけに大人しいというか。

……てか全然目が合わない?!



「翔?なんかあったか?」


翔の様子がおかしいことに気づいた荻くんが声をかける。


「別に」


別にって言ってるけど、絶対なにかあったよね……