「……っ?!」
瞬時に金城くんから距離をとった。
ききき、危険を察知したんですが!!
なんか、こう聞いちゃいけないような……なんというか……
一人てあたふたしていると、今度は後ろからぐっと手を引っ張られる。
「だから嫌だったんだよ、離れたの」
か、翔!
「ほんと、いいとこで出てくるよね?天野」
「彼女が他の男に口説かれてたら、そりゃ来るだろ」
キッ……と金城くんを強く睨みつけている。
落ち着いて!と思い、翔の手をぎゅっと握りしめると、同じように握り返してくれたが…
「凪沙に近づくな」
「それは俺の自由だろ?」
二人の言い合いは止まらなさそう……
そんな風に二人がバチバチしていると、さすがにクラスの人達も気になるようで。
「何何?喧嘩?」
「大丈夫か?あそこ……」
これ、大事になっちゃう……


