ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


…へ?


突然のことすぎて頭が追いつかなかった。


私今、金城くんに何された…?



「ふっ…可愛い。キスだけでこんなに驚いてるなんて」



そ、そうだ、キス…!


…ってキス⁉︎



「は…」



何も言葉が出なかった。


そして金城くんはそんな呆然としている私の腕を掴み、壁に押し付けた。



「本当に純粋だね。蒼井さんは」



優しく語りかける彼の目は、とっくに笑っていなかった。



「そういうとこ…壊したくなる」



そう言うと、今度は首にキスをしてきた。



「んっ…」



ちゅっ…とその音だけが教室に響く。


な…に、これ。


…こんなの知らない。


撫でるように耳を触られ、時に熱いものが触れる。




……やだ。

やだやだ…。


やめて……触らないで。


金城くんのことを好きなはずなのに、体が触れられるのを拒否している。


触るのをやめたかと思うと、次は太ももに手を伸ばしてきて



「ひゃ……っぁ」



つー…っと上になぞる。



「…感度いいじゃん」



すでにこの時の金城くんは、私の知ってる金城くんじゃなかった。