マットの上に押し倒し、私の口をこじ開けるようにキスをしてきた。
「ん……っ」
それにびっくりして、反射で口を閉じる。
「……口開けろ。深いの、欲しいんだろ?」
唇に触れながら、ちょっと強めの口調で命令する。
でも、そんなのはちっとも怖くなくて。
……ぞくって、心臓の辺りがうずく。
そんな風に言われたら……
欲しくて欲しくて、仕方ない…。
……私、おかしくなっちゃったのかな……
素直に口を開け、ねだるようにして天野を見つめた。
「目、閉じてて」
言われた通り目をつむる。
何も見えないけれど、感触は確かにあって、
ふわりと頭を撫でられているのと、同時に……
口元にもその感覚があった。


