ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


「ん、良い子」



〜〜〜っ!!



ふわりと微笑む彼の顔が目の前に。


思わず目を逸らしてしまった。



うぅ……直視できないよ……

それにこんな体勢恥ずかしすぎて…頭が沸騰しちゃう……



私の足と足の間に天野の体があって、無抵抗な状態。

さらに私の後ろは柔らかいマットがあるから、マットと天野に挟まれていた。


そんな状況だけでいっぱいいっぱいなのに…

天野は構わず、両手で私の頬を包み込んで優しいキスを落としてくる。


「はっ…ぁ……まの…」


密室で二人きりになった日に初めて唇にキスされたときと同じくらい、甘いものだった。


でも、そのキスはさっきと違って一回限りで。

物足りないだなんて思ってしまう自分がいた。


もっと…。


もっと欲しい…


そう考えていると


「なに?まだ欲しいの?」


なんで私の気持ちが分かるの…っ!

いつもなんでか分からないけど、心を読まれる。