ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


「ちょっと……!」


離そうとしても、他の女の子たちに囲まれていて逃げることが出来ない。


「あんたみたいな女、ここで夜を過ごすのがお似合いだわ」


「えっ……」


ぐいぐいと私を奥の方まで押し込む。

そしてどんっと肩を押されて私は尻もちを着いてしまった。


そんなことしている間に、女子の集団はすぐに倉庫から出ていき、カチャッと鍵が閉まる音がした。


「じゃあね、ちゃんと反省したら明日の朝には出してあげる」


その言葉だけを残して、行ってしまった。


「……どうしよう」


まずは倉庫の入り口を勢いよく叩いてみる。

誰かが気づいてくれるかもしれない。


ダンダン!


「誰か!!助けて!」


二、三回ほど叩いて叫んでみるが、なんの反応もない。