ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


「なぎ…見た?クラスライン」


「み、見てないかも…」


そう言うと、ゆあちゃんはスマホを取り出して、クラスラインのチャットを見せてきた。

画面には、私と天野がカフェでご飯を食べている写真が。



え……なんで…こんな写真…



「これ、この前のデートの時のでしょ?!今、この写真が拡散されてるのよ」


「どうして?!誰が写真撮ったの…」


「……七瀬さん。偶然見かけたからって…」



嘘でしょ…七瀬さん、あの時カフェに居たんだ…。



「問題はここからよ。今、ツン王子推しの女子たちがなぎにヘイト向けてるのよ」



じゃあ、あの時聞こえた悪口って全部…

私に向けたもの…ってことなんだ。



って私がどうこう言われるのはいい!肝心なのは天野!



天野にまで何か影響があったらどうしよう…

私のせいで嫌な思いしてたら…



「天野は?もうとっくに来てるよね?」


「最初はいつも通り冷たい表情でいたけど、途中から教室出て行っちゃった…」



出てったって…絶対不快な思いしてる証拠じゃん…!