ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。

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「翔、どれにする?」


カフェに着いた私たちは、メニュー表を見て何を頼むか考え中だった。


ちなみにあっさりと名前呼びしてるが、内心は心臓バックバクである。

慣れなさすぎて……緊張する。



「俺、これとこれにするわ」


そう言って天野が指したのは、カルボナーラと


………イチゴたっぷりストロベリーサンデーだった。


「……女子力」

「悪いかよ」


クールな感じの天野が、あっまいパフェなんか選ぶなんて……意外すぎる。


「甘いは正義なんだよ。それに酸っぱいイチゴが合わさったらもうそれは天国」


急に熱く語りだした天野に、おぉ……と引き気味になる。

でも甘ずっぱいのが美味しいのは分かる。

ついでに恋愛も…



「今引いただろ」

「いや?可愛いなぁって」


「……で凪沙はどうすんの?」


メニュー表をこっちに向けて、見やすいようにしてくれる。