苦手な上司にプロポーズすることになりました

「お兄様はもう日本を出てしまったから。
 ……身内でなくてもいい?」

「いいわよ」

「イケメンだけど、今、彼女がいない同級生がいるの」
「じゃあ、それで手を打ちましょう」

 すっと皆穂は佑茉のもとを離れた。

 竜吾は苦笑いしている。