部屋で、ぼーっとしている佑茉のもとに、また、和市から電話が入ってくる。 「そうだ。 言い忘れてた。 お前たちがどうするのかわからないが。 とりあえず今度の週末、身内の集まりがあるから、二人で顔を出しなさい」 二人で。 どうするのかわからないって言ってるのに、何故だ……、と思ったとき、和市がもう一言付け足してきた。 「あー、それから高嶺(たかね)が帰ってくるから。 もし、赤荻くんと結婚するのなら、紹介しときなさい」 何故、そこに更にややこしい人が帰ってくるのでしょう、と佑茉は思う。