冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした


雪「相変わらず遅刻か笑」


美海「雪さん!おはようございます!」


雪「はよー」


美海「どうしてここに?」


雪「お前がまだ学校に来てないって聞いたから
待ってた」


美海「わざわざありがとうございます!」


珍しい、いつもなら先生が立ってるはず
なのに・・


雪「美海今日帰り倉庫に行く、お前も来い」


美海「はい!」


美海「はい!」


雪「教室まで送る」


それから雪さんの隣に並んで教室まで向
かった


美海「ありがとうございます」


雪「帰りな」


後ろのドアから入るとまだ先生は来てい
なかった


美海「あれ?」


真実「あ!美海おはよう」


美海「おはよう・・・先生は?」


真実「京介先生なら電話でどっかに行っちゃったわよ、なんだか急ぎみたいで、急に自主勉強になったし」


美海「そうだったんだ・・・」


結局先生は教室に戻ることはなかった、それからはいつもの授業、お昼ご飯、放課後になった


雪「美海、迎えに来た」


美海「あ!今行きます」


真実「美海~またね~」


美海「ばいばーい!」


外にはバイクを端に停めて私たちを待
っていた


雪「これ、お前のヘルメット」


美海「あ、はい!」


翔「美海、プリン買ったから後で一緒に食べよ
うぜ」


美海「うん!」


七尾「ここが俺たちの倉庫、」


おお~


中はくつろげれるように長いソファー、テレビ、机、台所まで、まるで家のような倉庫だった


翔「なにやってんだよ、早く座れよ」


美海「うん、」


陸「美海なんかテレビ見る?」



美海「みんなが見たいテレビでいいよ笑」


ルキ「それじゃあ見たいドラマ今始まってるからそれつけて」


陸「おう」


翔「はい、プリン」


美海「ありがとう!」


それから本当に他愛もない話で盛り上
がった


七尾「そろそろ美海を家に送ろう、外も暗いし」


雪「俺が送る、美海帰るぞ」


美海「はーい!またここ来たいです」


翔「いつでも来いよ!お前は姫なんだし!」


美海「ありがとう」


雪「行くぞ」


タタタッ


ブォン!ブォン~


雪「美海!今日楽しかったか?」


バイクに乗っているのでいつもより大きな
声で話してくれる雪さんは優しいと思った


美海「はい!とっても楽しかったです!」


雪「まだ忙しくてそんなに倉庫案内でかねぇけ
どまた誘う!!」


美海「はい!待ってます!!笑」


家の前に着くと私のヘルメットを箱の
中にしまった


雪「また明日な」


美海「おやすみなさい」


今日もまた新しい1日を体験した日だっ