冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした


どうしよう!教室にいなかった!どうする?どうする私!急に入るのも恥ずかしいし、ましてや一年は前だからもっといや、だったらいっそのこと教室で待とうかな!


辰巳「お前何やってんの?」


美海「?!ぎゃーー!」


辰巳「?!うわっ!」


美海「て、理事長先生」


辰巳「・・・さてはお前遅刻したな~」


美海「おっしゃる通りです・・・」


辰巳「たく、世話が焼けるな、俺と来いそしたらそんなに気にしねぇだろ!笑」


美海「はい!...て、なるわけないでしょ、もっと視線が痛くなります」


辰巳「細かいことは気にすんな笑一年の所まで送ってやっからよ」


先生は問答無用と言わんばかりに私の手
首を引っ張り中に入った。


ガチャ


辰巳「わり一遅れた〜笑」



京介「お前わらいごとじゃ・・・」


京介先生は私を見るなら驚きとは違う目、
そう「お前は何やってる?」怒りの視線だった


うっわーよりによってあっちゃいけない先生に会ってしまった!てか目!目!めっちゃ睨んでる!


美海「あ、あの!もう1人で行けます!」


辰巳「どうせ俺も上で用事があるからな、安心しろ」
できるか!


辰巳「ほらついた、ちゃんとお利口に座っとけよ
ー」


私は1番後ろに座った


辰巳「悪いなみんな!遅くなった!それじゃあはじめるか!」


それから話は進み朝礼が終わった


真実「美海!あんたまた遅刻したんでしょ~」


美海「今日は間に合うと思ったのに」


真実「あんたも懲りないわねぇーなんで二度寝するのよ」


美海「わかんない~」


真実「全く」


それから授業はいつもの時間通りに進み
終わった。


菊さんもう来る?!早い


菊「学校お疲れ様でした」


美海「ありがとうございます」


菊「こちらの服を着てください、それからあなた用の座布団をすでに用意しています。広間に入ってすぐの横に赤の座布団があるのでそちらに座ってください」
美海「わ、わかりました」


車の中で着替えてウィッグもつけた、メガ
ネをしてヤンキー系にはやがわり


本当に男になったみたい・・・



それにしても・・....



菊「……」


気まずすぎ!


菊さんさっきから少し悲しそう


この空気!は?ん?んんんん?なんか菊さんちょっと不機嫌ぽくない?誰か助けてくれーー!!!


真実ちゃーーーん!


真実「くしゅん!」


彼氏「風邪?」


真実「ん?そうかも」


彼氏「上着着ろよ・・・・・・笑」


真実「ありがとう!」