「っ、なっ…。」 絶句。 真っ白になる頭の中。 固まる私にくすりと笑った暁が、首筋に赤い華を散らす。 自分の所有物だと言わんばかりに。 「っ、ん、…。」 痛みの走った所を暁に舐められ、私の口から甘い吐息が零れ落ちる。 「莉茉?」 「っっ、」 私の顔を覗き込む暁の瞳に、欲情を孕んだ目をした自分が映っていた。