「なら、先に何か食べに行くか。」 「っっ、うん。」 そんな暁に、赤面しつつ。 嬉しさに、私は満面の笑みで頷く。 「ふっ、」 頷く私に笑みを落とした暁は、その視線を微笑む朔の方へと向けた。 「朔、後は任せたぞ?」 「了解、莉茉さんと2人で楽しんできて?」 ひらひらと笑顔で手を振る朔に別れを告げ、私と暁は文化祭を見て回る事に。 この後。 私に話し掛けていた男の子達が、龍神に“お仕置き”される事になのは、少し先の話。