「………?」 反則…? 訳が分からず、首を傾げれば。 「っっ、」 反転する視界。 ーーーー押し倒された。 その事実を理解したのは、私が暁に組み敷かれた時。 「………っ、あ、暁?」 「ふっ、今日は土曜日だから、学校の事を考えずに、じっくり堪能させろよ?」 呆然と見上げた暁の瞳に、獰猛な光が孕んでいた。