「あぁ、それ繋がりで前田が莉茉ちゃんの担任に指名されたって訳か。」 納得と頷く大雅。 「そうだろな。」 「………成る程ね。」 面白くなさそうに、大雅が顔を歪ませる。 「俺達や組長に関わりのあった前田なら、莉茉ちゃんの担任になっても、安心だって事か。」 「あぁ、桜樺の中では前田が一番、莉茉を任せる相手には適任だからな。」 「だね。」 同感と、大雅も首肯した。