…それから、二ヶ月ほどたった頃。
「…そういや、ルレイア」
「はい?」
「ティターニア家の元従者を手篭めにしたらしいじゃないか。あれどうなったの?」
アイズに問われ、俺はあぁ、と答えた。
「エリュシアのことですか?」
「そんな名前なの?」
「俺がつけました。本名は…聞いたけど忘れちゃいました」
彼女にはもう、本名なんて必要ない。
俺がつけた名前が、彼女の名前だ。
「彼女はですね、もう俺のものにしました。俺の専属の従者です」
「へぇ…」
「一ヶ月もあれば調教出来ると思ってたんですが、意外としぶとくて躾け甲斐がありましたよ」
彼女の調教は、実に大変だった。
言うことは聞かないわ、暴れるわ抵抗するわ。
でも、暴れれば暴れるほどに、俺はどうしてもこの女を屈服させたいという衝動に駆られた。
どんなに凶暴な動物でも、痛め付けられる度に、学習していくものだ。
この人に逆らってはいけない。従わなければならないと。
二ヶ月たった今では、彼女はすっかり大人しく、従順になった。
それどころか、リーフリルに負けず劣らず…いや、それ以上に俺に心酔していた。
実に苦労したが、その甲斐はあった。
「全く、どんなえげつない方法で躾けたんだか…」
「うふふ。女に生まれてきたことを軽く後悔してもらいましたよ」
まぁ、今ではすっかり生まれ変わってるから、女に生まれて良かったと思ってるだろうが?
彼女には、俺を絶対的な君主として仕えるように徹底的に刷り込んだ。もうフランベルジュのことなど頭にないだろう。
「あくまで、その人は君の傍に置いておくつもりなの?」
「勿論です。折角躾けたのに、手放すなんて勿体ないですからね。あれ、結構な上物ですよ」
「ふーん…。君は本当に魔性の男だなぁ」
それは俺にとって、最高の褒め言葉である。
「…そういや、ルレイア」
「はい?」
「ティターニア家の元従者を手篭めにしたらしいじゃないか。あれどうなったの?」
アイズに問われ、俺はあぁ、と答えた。
「エリュシアのことですか?」
「そんな名前なの?」
「俺がつけました。本名は…聞いたけど忘れちゃいました」
彼女にはもう、本名なんて必要ない。
俺がつけた名前が、彼女の名前だ。
「彼女はですね、もう俺のものにしました。俺の専属の従者です」
「へぇ…」
「一ヶ月もあれば調教出来ると思ってたんですが、意外としぶとくて躾け甲斐がありましたよ」
彼女の調教は、実に大変だった。
言うことは聞かないわ、暴れるわ抵抗するわ。
でも、暴れれば暴れるほどに、俺はどうしてもこの女を屈服させたいという衝動に駆られた。
どんなに凶暴な動物でも、痛め付けられる度に、学習していくものだ。
この人に逆らってはいけない。従わなければならないと。
二ヶ月たった今では、彼女はすっかり大人しく、従順になった。
それどころか、リーフリルに負けず劣らず…いや、それ以上に俺に心酔していた。
実に苦労したが、その甲斐はあった。
「全く、どんなえげつない方法で躾けたんだか…」
「うふふ。女に生まれてきたことを軽く後悔してもらいましたよ」
まぁ、今ではすっかり生まれ変わってるから、女に生まれて良かったと思ってるだろうが?
彼女には、俺を絶対的な君主として仕えるように徹底的に刷り込んだ。もうフランベルジュのことなど頭にないだろう。
「あくまで、その人は君の傍に置いておくつもりなの?」
「勿論です。折角躾けたのに、手放すなんて勿体ないですからね。あれ、結構な上物ですよ」
「ふーん…。君は本当に魔性の男だなぁ」
それは俺にとって、最高の褒め言葉である。


