目が覚めると、見覚えのない真っ白な天井が視界一杯に映った。
ここは何処なのだろう、と考えて…しかし俺の記憶の中に合致する場所はなかった。
と言うより、上手く考えられなかった。
頭がぼんやりとして、いつもの三倍は身体が重かった。
とにかく状況を把握したくて、俺は起き上がろうとした。
でも、出来なかった。
次の瞬間、俺は自分が拘束されていることに気づいた。
両手両足をベルトで固定され、全く動かせなかった。
…これは一体どういうことだ。
こんな拘束、精神病で暴れる患者か、あるいは囚人でもないとされるはずがない。
どちらも俺には覚えがないのだが…。
と、そこに。
「…」
ナース服を身にまとった若い女性が、険しい顔つきで俺を睨んでいた。
ナース服…ということは、この女性は看護師。
そして看護師がいるということは、ここは病院なのか。
そこで俺はようやく、自分が土手っ腹撃ち抜かれたのだと思い出した。
…あぁ、俺生きてたんだ。
生きていたことに対する喜びを噛み締める前に、何故自分が拘束されているのか知りたい。
「あの…俺は一体、何で拘束…されてるんでしょうか」
貧血のせいか、頭をくらくらさせながら、俺はそう尋ねた。
しかし。
「…話をするのは、傷がもう少し癒えてから、だそうです」
彼女は冷たくそう答えただけで、さっさと踵を返した。
全く訳が分からなかった。看護師って、あんなに無愛想なものだったか?
これはもしかすると、俺の知らないところで…予想のつかない厄介なことが、起きているのかもしれない。
俺はそう予想した。
そしてその予想は、最悪の形で的中することになる。
ここは何処なのだろう、と考えて…しかし俺の記憶の中に合致する場所はなかった。
と言うより、上手く考えられなかった。
頭がぼんやりとして、いつもの三倍は身体が重かった。
とにかく状況を把握したくて、俺は起き上がろうとした。
でも、出来なかった。
次の瞬間、俺は自分が拘束されていることに気づいた。
両手両足をベルトで固定され、全く動かせなかった。
…これは一体どういうことだ。
こんな拘束、精神病で暴れる患者か、あるいは囚人でもないとされるはずがない。
どちらも俺には覚えがないのだが…。
と、そこに。
「…」
ナース服を身にまとった若い女性が、険しい顔つきで俺を睨んでいた。
ナース服…ということは、この女性は看護師。
そして看護師がいるということは、ここは病院なのか。
そこで俺はようやく、自分が土手っ腹撃ち抜かれたのだと思い出した。
…あぁ、俺生きてたんだ。
生きていたことに対する喜びを噛み締める前に、何故自分が拘束されているのか知りたい。
「あの…俺は一体、何で拘束…されてるんでしょうか」
貧血のせいか、頭をくらくらさせながら、俺はそう尋ねた。
しかし。
「…話をするのは、傷がもう少し癒えてから、だそうです」
彼女は冷たくそう答えただけで、さっさと踵を返した。
全く訳が分からなかった。看護師って、あんなに無愛想なものだったか?
これはもしかすると、俺の知らないところで…予想のつかない厄介なことが、起きているのかもしれない。
俺はそう予想した。
そしてその予想は、最悪の形で的中することになる。

