【ご令嬢はいつでもシリーズ5】悪役令嬢の厄落とし! 一年契約の婚約者に妬かれても、節約して推しのライブ予約してあるので早く帰りたい。だめなら胃腸薬ください!



「あのね、ベアトリスはずうっと日記を書き続けていたの。自分が誰にどんな嫌がらせや意地悪をしたかを事細かに。だから、それを元にリストにしてみたんだ」
「は、はあっ……!?」

 エバンが驚きとも呆れともつかない声を上げた。
 まあ、そうなるよね。でも本当なんだよ、これが。
 ベアトリスもまさか、別世界から来た見知らぬ人に自分の日記をつまびらかにされるとは夢にも思わなかっただろうな。