【ご令嬢はいつでもシリーズ5】悪役令嬢の厄落とし! 一年契約の婚約者に妬かれても、節約して推しのライブ予約してあるので早く帰りたい。だめなら胃腸薬ください!




 謝罪の手紙を書く合間をぬって、私は王宮に勤めているエバンを訪ねていた。
 ……というのも、もしものときの念のため、王宮の大階段とやらを確認しておきたかったのと、エバンに謝罪の進捗状況を報告するため。
 前回、謝罪について逐一報告しろって言われていたのよね。
 それに、ヴィリーバ子爵夫妻がそれなりに私に対して信用を回復してくれたお陰で、エバンに会いに行くのを許してくれた。
 どうやら、私が改心したのはエバンのおかげもあると思っているみたい。
 まあ、自由にさせてもらえるなら、そう思わせておこう。