部屋でふたりきりになったあと、ヘティに念書を渡した。 私は重い胃の当たりをさすりながら、すぐにテーブルにつく。時間はない。早速、手紙を書き始めた。 まったく、お貴族様のお食事と来たら、バターたっぷり、塩分たっぷりで私の貧弱な胃にはヘビーすぎるのよね。 「うっぷ……」 「ベアトリスお嬢様、ご加減が悪いのではございませんか?」 「う、うん、ちょっと胃もたれが……」 「今胃薬をお持ちいたします」