【ご令嬢はいつでもシリーズ5】悪役令嬢の厄落とし! 一年契約の婚約者に妬かれても、節約して推しのライブ予約してあるので早く帰りたい。だめなら胃腸薬ください!



「覚えていなくて恐縮だけど、私が予想するに、ベアトリスが一番迷惑をかけていたのはそばに仕えていたあなた達だと思う。本当にごめんなさい」
「お、お嬢様……!?」
「ベアトリス様が、あ、頭を……!」
「えっ、えっ、なにが、なにが起こってるの!?」
「今日は雨、雪!? まさか槍が振るの!?」