まあ、利益の多くが家の果樹の売り上げで、本当なら家の修理もできるくらいの稼ぎはあるんだけど。でもお父さんとお母さんは、それが村で生きていくってことだって納得してる。小さな村では一人が持ちすぎると妬みを招いて諍いのもとにもなるらしい。 けど、家計もエリーズがきっちり勘定してくれているから、来年あたりには間違いなく家の修繕にとりかかれるはず。ふゅ~、冬のすき間風に悩まされるのは今年で最後と思えば、うん、乗り切れるって。こうやって、みんなと喜びも苦労も分かち合うからありがたいんだよね。