
十一歳の秋。今年も待ちに待った収穫祭。収穫のお祝いと共に、今日まで無事に過ごしてこられたことへの感謝と喜びを互いに称え祝う。
そして予想通り、うふふっ、村全体の果樹の売り上げがこれまでで最高値を記録! 値崩れしないようにエリーズが村の果物の種類と出荷量を把握してくれているから間違いない。
ていうか、ここにきてエリーズの計算ギフトが本当に有能ですごい。村には紙もインクもないけど、木切れや干し草や古くなった布や煤なんかを使って、村の誰よりも数字を正確に把握して記録している。私にはとても真似できないけど、多分原始時代にはこうやって数字を数えていたんじゃないのかな。



