「これがアロニア!? なにがあったんだ、突然変異か?」 「まあ、信じられないわ。アロニアってこんなにおいしかったの?」 お父さんとお母さんが目を白黒。 「……むぐむぐ、ごくん! ねぇねぇっ、あたしもっと摘みにいきたぁ~いっ! ぱくっ、もぐっ!」 「これならジャムにしてもジュースにしても、ううん、このままパイに入れて焼いてもいいわね!」 「なあ、うちの家族だけで独占しちゃまずいよ。村のみんなにも知らせようよ。干せばこの冬の保存食になる」