怒れる村人にベゼルが必死に縋りついた。それでも短気な村人は容赦なく斧を振り下ろす。 ベゼルは必死になって木を守ろうとした。 ――あぁっ、危ないっ! ああ……。一本はなんとか守れたけれど、二本はバッサリと切られてしまった。 ショックで言葉も出ないベゼルは、木の前に膝をついて微動だにしなくなった。