「司祭様も知らないくらい珍しいギフトを授かったのなら、きっとグレイスには素晴らしいことがあるに違いないわ」 「そ、そうだよ。グレイスは真面目でしっかり者だし、神様はきっとそれをご存じのはずだよ。心配いらないさ」 続いてトーマスも慰めてくれた。エリーズは優しく背中を撫でてくれた。 「ともかく、どんなギフトかわからない以上、自分で見つけるほかないだろう」 「う、うん」 お父さんがくしゃくしゃと頭を撫でてくれた。