司祭に名前を呼ばれ、言われたとおりに祈りの言葉を捧げる。なにが起こるのかドキドキしていたら、リーンと涼やかな音で、私の耳に『ミツバイ』という言葉が聞こえた。 ミツバイ……、ミツバイ? えぇ、え? まさか……、密売……? 「グレイス、なんのギフトを賜りましたか?」 「えっ……」