ニコニコ顔のジュリアを真ん中に、手を繋ぐ帰り道。家が見えると、戸口に母マリラが立っていた。小さな弟ハーネルを抱いて手を振っている。父カーネルと兄トーマスも鍬を肩にちょうど戻ってくるところだった。ジュリアが手を離して駆け出す。 「おかえりなさい、おとうさん! みてね、きょうはあたしがいちばんだったんだから!」 「おお、籠いっぱいじゃないか、よくやったな」