褒めたら、ジュリアはツンと唇を尖らせた。前世は妹なんて想像もしなかった。けれど、こうしてささいなことでも姉に勝とうとするところなんかはなかなか可愛くて、妹っていいもんだなって思ったりして。 「きょうこそ、かったとおもったのにぃ……」 「グレイスは真面目だから、ジュリアみたいにつまみ食いしないの。だからいつも一番多いのよ。さあ、暗くなる前に帰りましょ」 「はぁい……」 「ジュリア、私の籠と交換する?」 「えっいいの!? いいのっ!?」