【中】暴君の溺愛は、罪なほどに。



「ねぇ。今後一切妹と会わないで、俺と一緒にいるなら、これからBomb Strikeが妹に報復しないように守るし、“いい人”に出会えるようにしてあげるよ」


「え…?」




 怜央は、なにを言ってるの?




「妹は夕華がそばにいることを望んでないみたいだし。もう、いいよね?俺を夕華の最優先にしてよ」


「…そんな、」




 ひどいこと。

 どうして、言うの…?


 私はゆっくり、顔を伏せている愛奈を見た。




「妹は、夕華がいなくなることを望んでるんだよ。俺のもとにおいで」




 甘く、ささやく声がする。

 私は、愛奈に、そこまで嫌われて…。




「俺は夕華を愛してる。妹より、大切にしてあげるよ」