先程の一部始終を思い出して、ゾッと背中に震えが起きる。
「どうした?どこか痛いところでもあるのか⁉︎」
心配症の晴明様は先程から、私の事ばかり気にされている。
「大丈夫です。私は大丈夫ですから、心配しないで下さい。…それよりも寧々ちゃんは大丈夫でしょうか?」
短剣を突きつけられたところから、血が流れているのが見えたから心配で仕方がない。
「そなたの傷の方が深いのに…こんな時でさえ他の者の心配をするのか…。」
先程から、晴明様が私の首元の怪我の治療をしてくれている。
「晴明様は、大丈夫ですか?素手で剣と対峙されていましたから、どこかお怪我はされていませんか?」
心配してそう言うのに、
「俺は何ともない。寧々もそなたを守れてホッとしている事だろう。護衛を助ける姫など聞いた事もないぞ…。
頼むから自分をもっと大切にしてくれ。生きた心地がしなかった。」
呆れたような面持ちでそう咎められる。
「ごめんなさい…。」
叱られた子供みたいにシュンとなってしまう。
「まぁ…それはそなたが優しいがゆえだから、仕方がないのだろうが。
それに…俺の我儘でそなたを安易に連れてきた事を反省している。怖い思いをさせて申しわなかった。」
跪いたまま頭を下げてくるから、懺悔をしているようにも見える。
「いいえ、そんな事ありません。晴明様に助けられましたし、寧々ちゃんも護衛さん達も皆さん最善を尽くして下さいました。
お邪魔をしたくなかったのですが…1人お帰りを待つより、本当は一緒に連れて来てくださって嬉しかったのです。」
少しでも気持ちを上げて貰いたくて、本当の気持ちを打ち明ける。
「そうか…ありがとう。」
どう受け止めてくれたのか分からないけれど、フワッと抱きしめられてホッと安堵する。
「どうした?どこか痛いところでもあるのか⁉︎」
心配症の晴明様は先程から、私の事ばかり気にされている。
「大丈夫です。私は大丈夫ですから、心配しないで下さい。…それよりも寧々ちゃんは大丈夫でしょうか?」
短剣を突きつけられたところから、血が流れているのが見えたから心配で仕方がない。
「そなたの傷の方が深いのに…こんな時でさえ他の者の心配をするのか…。」
先程から、晴明様が私の首元の怪我の治療をしてくれている。
「晴明様は、大丈夫ですか?素手で剣と対峙されていましたから、どこかお怪我はされていませんか?」
心配してそう言うのに、
「俺は何ともない。寧々もそなたを守れてホッとしている事だろう。護衛を助ける姫など聞いた事もないぞ…。
頼むから自分をもっと大切にしてくれ。生きた心地がしなかった。」
呆れたような面持ちでそう咎められる。
「ごめんなさい…。」
叱られた子供みたいにシュンとなってしまう。
「まぁ…それはそなたが優しいがゆえだから、仕方がないのだろうが。
それに…俺の我儘でそなたを安易に連れてきた事を反省している。怖い思いをさせて申しわなかった。」
跪いたまま頭を下げてくるから、懺悔をしているようにも見える。
「いいえ、そんな事ありません。晴明様に助けられましたし、寧々ちゃんも護衛さん達も皆さん最善を尽くして下さいました。
お邪魔をしたくなかったのですが…1人お帰りを待つより、本当は一緒に連れて来てくださって嬉しかったのです。」
少しでも気持ちを上げて貰いたくて、本当の気持ちを打ち明ける。
「そうか…ありがとう。」
どう受け止めてくれたのか分からないけれど、フワッと抱きしめられてホッと安堵する。



