少女は自分ですっぽんぽんになって、入る気満々。
…………ごめん、ニコ。
おまえを差し置いて違う女の子と一緒にお風呂に入ることになりそうだ。
「………、」
「ゆーみおにいちゃん…?」
「…ハルヒ、ちょっと目つむってよっか」
「え?」
「…俺とゲームしよう」
「game…?する!!」
バスタブに入って、俺がいいよって言うまで目を開けちゃダメだよ。
ぜったいにダメだよ。
もし開けたらハルヒの負け───、
「うん!じゃあいくよ?」
「……うん」
「つむった!!」
その隙に俺も衣類を脱いで、とりあえず腰に1枚。
少女が転んでしまわないように手助けしながらカラダを洗って、浴槽に抱き上げながらゆっくり入れてやる。
「きゃっ!あははっ!」
「…まだ開けちゃだーめ」
「………まだーー?」
「…あと50秒」
「はーーい!」



