「ゆっ、ユウミ様っ、騙されていますよ…!この女は雲雀会に侵入してお金を奪い取ろうとしていたんです!」
「…へえ」
「こんな女と関わっていたらユウミ様まで汚れちゃいますって!!」
「へえ?」
「この女はユウミ様の優しさをいいように利用してるだけなんで───ぅギャアッ!!!」
「だれが俺に触っていいって言った?」
カシラ…!!という勢いで矢野さんが咄嗟に身を乗り出したところで、すでに遅い。
吹き飛ばされて地面に打ちつけられた身体は、3人のうち誰のものだっただろう。
怯えたように腰を抜かしているセイちゃんとリンカちゃんがいるから、彼からの物理的な制裁を直にくらったのはひめのちゃんになる。
「た、たすっ、たすけ───あが…ッ!!ひぃぃいい……っ」
「俺だってもうとっくに汚れてんだよ」
加減なんてないんだ。
うめき声を上げる女をわしづかみながら、ニッと笑って。
「っ、馬ッ鹿野郎!!テメェらボケッとしてねェでさっさと憂巳を押さえろ…!!女だろうが何だろうが、ああなったら本気で手ェかけるぞ!!!」
「「「はっ、はい…!!」」」



