………意味が、わからない。
ガシッと首もとに腕が回ったかと思いきや、おもいっきり引き寄せられていた身体。
おおおおお!?!?と、オタク舎弟たちの大興奮は、なんとなく。
「こいつ、今はまだガキんちょだけど。もう数年したらちょうど良くなるだろーから」
「なななっ、なんですって…!?キララはどうなるのぉ!?」
「知るかよ。死んでくれ」
「いっやカシラッッ!!言葉だけは慎重にっスよ……!!」
「ああごめん。ま、そーいうことなんでね。今回のお話はお断りしまーす」
だんだん顔に血が昇ってゆくキララさん。
反対にわたしは、これからどうなるのかと、怯える……。
「あなたたちはラブラブだっていうの…!?」
「そーそー」
「キララに負けないくらいの本物の愛があるっていうのね!?」
「そーそー」
「毎日愛を囁きあって、熱い夜を過ごしているのね…!?」
「そーそー」
「だったら証明してみなさいよ…!キララが納得できるように!!」
「…………なにそれ。ここでキスでもしろって?」
なにを話しているの…?
どうしよう、まったく分からない…。



