檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

「出たとは失礼ですね」

蒼依はため息をついた。

そして。

そのまま愛葉を見る。

じっと。

何かを考えるように。

「……?」

視線の意味が分からない。

すると蒼依は凛月へ目を向けた。

「総長」

「なんだ」

「少し依存しすぎでは?」

空気が止まった。