檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

「そんなに?」

思わず聞く。

すると愛流が勢いよく頷いた。

「そんなに」

「そんなにな」

海里まで同意する。

「総長、愛葉ちゃんの話しかしないもん」

「いや、それは盛ってる」

玖音が冷静に突っ込む。

「七割くらいだろ」

「十分多いわ」

愛流が笑った。

凛月のこめかみに青筋が浮かぶ。