檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

休日。

珍しく体調も良くて。

私は凛月たちと一緒にいた。

倉庫の前。

星龍の溜まり場らしい。

「愛葉ちゃん来たー」

真っ先に反応したのは愛流だった。

大げさに手を振る。

「おはようございます」

そう返すと。

「総長より先に返事もらった」

愛流が笑う。

その瞬間。

後ろから頭を叩かれていた。

「痛っ」

「うるせぇ」

凛月だった。