檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

「今日は何してた?」

帰り道。

手を繋ぎながら聞かれる。

「授業受けてた」

「それ以外」

即答だった。

「昼休みは?」

「友達と話してたよ」

そう答えた瞬間。

凛月の足が少しだけ止まる。

「誰と?」

自然な質問。

だけど。

少しだけ間があった。

「えっと……美咲ちゃんとか」

「男子は?」

今度は迷いがない。

私は首を横に振った。

すると。

凛月は満足そうに頷いた。