檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

次の日。

保健室。

愛葉が休んでいると。

凛月がやってくる。

「大丈夫か」

優しく頭を撫でられる。

その瞬間。

安心する。

「また無理しただろ」

困ったように笑う。

「ごめん」

そう謝ると。

凛月は小さく息を吐いた。

「謝んな」

そして。

少しだけ真顔になる。

「もっと頼れ」