檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


その日の夜。

スマホが鳴る。

凛月からだった。

『何してる?』

『テレビ見てる』

すぐ返事を送る。

すると。

数秒後。

また通知が鳴った。

『誰と?』

小さく首を傾げる。

『一人だよ』

『ならいい』

それだけ。

でも。

少しだけ不思議だった。