檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

「なぁ」

帰り道。

凛月がふいに聞いてきた。

「今日、昼誰といた?」

「え?」

突然の質問。

少し考える。

「クラスの子と」

そう答えると。

凛月は小さく頷いた。

「ふーん」

それだけ。

本当にそれだけ。

なのに。

なぜか少しだけ気になった。