檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

凛月と付き合い始めてから。

毎日が楽しかった。

朝。

「おはよう」

昼。

「ちゃんと飯食ったか?」

放課後。

「送る」

当たり前みたいに隣にいてくれる。

そんな日々が続いていた。

「愛葉」

名前を呼ばれる。

振り返る。

そこには凛月。

その瞬間。

自然と笑顔になってしまう。