檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

しばらく歩く。

すると。

少し離れた場所に数人の男の子たちが見えた。

「総長おせー」

「待たせすぎ」

「愛葉ちゃんじゃん」

一斉に視線が集まる。

思わず足が止まった。

「紹介する」

凛月が私の肩を軽く押す。

「俺の仲間」

その言葉に。

なぜか少し嬉しくなる。