檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

凛月に告白されてから。

数日。

私はずっと落ち着かなかった。

授業中も。

家でも。

お風呂でも。

頭の中にいるのは凛月ばかり。

「……どうしよう」

好き。

たぶん。

私も好き。

でも。

返事をする勇気が出ない。

そんなことを考えながら歩いていると。

「愛葉」

聞き慣れた声がした。

振り返る。

そこには凛月が立っていた。