檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


「自分で選びたい」

静かな声。

だけど。

はっきりしていた。

「誰かのためじゃなくて」

「嫌われないためじゃなくて」

「自分がどうしたいかで」

涙が零れる。

「生きたい」

その言葉は。

二年間抱え続けた本音だった。